平本健との134日

2021年6月3日、第二回順位発表式。

 

天気は生憎の晴れ、気温も高い。

仕事中に胃をキリキリとさせながら、21時からの順位発表式のことを考えていた。

 

どうしても、晴れやかな気分にはなれない。

 

 

 

平本健との134日

※このブログに敬称はほとんど存在しません。

 

 

私はS2が初めてのプデュでした。

K-POPも全く聴かないし、JO1のメンバーもほとんど知らない中、新しい扉を開こうと投票し始めたのが全てのはじまり。

 

練習生が公開された1月30日。

101人の中からとりあえず毎日投票する推しを見つけようと巡回して、とにかく顔が好きなのが平本健だった。

 

かわいい顔から発される低い声に、一生懸命棒読みしてる姿。

私の中ではこのときから平本健がデビューしてる未来が見えたし、この子しかいない!と直感で思いました。

 

(プロフィールを見て高校生だと知り、また自分はこんな年下を…と思ったのはまた別の話)

 

最初は全然本気じゃなくて、というかここまで自分がプデュにハマるとも思ってなくて…(?)

 

絶対忘れないよう毎日20:00に「国民投票」でリマインダー設定。

平本健と2pickの中野海帆と友だちの1pick以外は知らないからほとんどランダム投票でした。

 

「健ちゃん」と呼ぶのも気恥ずかしかった2月。

一時の気の迷い…とすら思っていました。

 

オンタクト11pick投票も終わり、放送は4月からと知らされた日は「平本健の顔忘れるわい!」と言いながら母*1と笑ってました。

 

3月は普通に仕事も忙しく、本当に忘れかけたところで月末にれみふらが公開。

 

映り込んだ平本健を見て「この子…?だよね?合ってるよね?」と出勤前の頭を必死に働かせました。

 

プデュの仕組みを知らない私も、とりあえずここにいるということは平本健が残ってるっぽいことを悟ります。

 

初めて口にする「チッケム」

一生自分の推しだけを映してくれる機能に感動しました。

 

すごいな〜と思いながら見たら、平本健、なんとダンスもうまいし表情もいい。

最後の息切れタイムの笑顔に、心臓をギュッと絞られるような感覚になりました。

 

そこからはもう毎日何回見たかわからないくらい永遠にチッケムを摂取する日々……

 

音源を聴くだけで踊ってる平本健の姿が目に浮かぶのはもはや当たり前でした。

 

「この子は絶対デビューできる」

チッケムを見るたびにそれは確信に変わって、

「デビューさせなければ!」

という使命感すら生まれました。

 

 

4月8日、#1配信。

 

このときの私はまだまだ軽い気持ちです。

あどけない、無邪気な平本健。

キラキラキュートな大久保波留。

人を惹きつける魅力的な井筒裕太。

住職、寺尾香信。

 

DK WESTの楽しそうな笑顔を見て心を浄化させました。

 

「やるしかなくな〜い❓👉👈」

↑私もそう思います^^^^

 

 

#2、本格的にプデュの宗教にハマったのはれみふら練習から。

 

全然60人の顔と名前は一致しないけど、ここから平本健以外にも興味を持ち始めました。

 

見る前は2時間半なんて長くて大変!と思っていたのに、気づけば没頭し、練習生と共に涙を流す私と母。

 

再テストで平本健が「悔しい」と泣いたとき、私も一緒に声をあげて泣いた時点でもう後戻りできないところまで来ていたと思います。

 

 

#3、#4 グループバトル

もう60人の顔と名前は一致していました。知らん間に。

 

必死で食らいつく練習生を見て、60人でデビューしようよ〜…と毎日呪文のように唱えていました。

というか今でも思っています。

 

すっかり国民プロデューサーもどきとなった私は、&LOVEが後半になったことに腹を立てるくらい立派に成長していました。

 

こっちには投票がかかっとんじゃ💢

と思っていたらアベイビーズ総合1位………

 

みずき先生こと篠原Pこと篠原瑞希には頭が上がりません。

男子高校生という私の大好きグループを作ってくれてありがとうございます。

生意気BOYSとめげずに向き合ってくれてありがとうございます。

 

個人票として満足のいく結果とはいえなかったけど、平本健が言っていた「同じ夢を持った人と一緒にがんばりたい」の目指すべき場所ではあったように思います。

 

平本健の〝次〟を見たい。

ずっとステージで輝く姿を見たい。

〝次〟はもっと化けられる!

 

 

#5、第一回順位発表。

 

平本健、29位。

 

複雑でした。泣くこともできなかった。

 

着々と下がっている順位、残ったことに安心した自分、順位を上げていく練習生。

 

全てから目を背けたかった。

 

それでも、良かった!と思うことに必死で、まだこれからだと気合を入れることしかできませんでした。

それはたぶん平本健も一緒だったはず。

 

ただ〝楽しいコンテンツ〟として見ていたはずのPRODUCE 101は、私の〝生活〟として息をするようになりました。

 

 

#6、#7 ポジションバトル

 

精神的に一番キツかったです。

 

平本健の不安や焦りが手にとるようにわかる。

それがパフォーマンスに表れていることも。

 

未公開の楽しそうな姿を見て安心はしたものの、彼はどんな気持ちで這い上がろうとしているのか、どんな気持ちで毎日練習をしているのか、考えるだけで目眩がしました。

 

本当はなんにも考えず、楽しいと思うままにステージに立ってほしい。

 

素敵な衣装に化粧、私たちには見えない努力の時間。

 

そのちぐはぐさが儚くて、アイドルになりたいんじゃなくて、なるんだ、と心が痛みました。

 

いや好きなんですよ……NAも髙橋航大も内田正紀もよしよしるいるいも…………

 

見るたびに「YES 健」と叫ぶけど、叫ぶんだけど。

 

でもこのときの平本健を見てるのは辛かった。

 

すぐそばで「自信持って!ダンスも上手だし君は愛される力があるよ!」とエールを送れないことがどれだけもどかしいことか。

 

 

#8 コンセプトバトル

 

まっじで信じられんくらい緊張してた。

 

SHADOWは最初で、私は平本健の分量ゼロを覚悟していました。

 

順位が35位→36位だと知って、正直これが最後のステージになるかもしれないという気持ちもあった。

 

(あと私はGoosebumpsに入れていたので…)

 

現場投票方法説明中に一瞬映った平本健の姿があまりにもかっこよすぎて意識を失いかけましたが、「でも分量ゼロ…分量ゼロ…」と期待しないように自分に言い聞かせていました。

 

他の人がクローズアップされる中、このまま曲にいくの無理だなあ〜と思っていたときに映った、平本健がラップに苦悩するシーン。

 

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え………………………好き……………

 

分量ゼロを覚悟していた私には相当な衝撃でした。

 

(私の大好きな)ケンザ先生にも褒めていただいて感無量。

悔いなくパフォーマンスが観られる。

 

奇跡が起こらない限りはこれが最後のステージ。

 

SHADOW/陰[IN]

なにがあっても、ずっと8人の曲だ。

 

完璧。言うことなし。

 

平本健をここまで応援してきた自分が誇らしいとすら思わせてくれるステージでした。

 

ラップもとっても上手だし、常に表情がいい。

 

これが平本健の今までの集大成なのかと思うと涙が溢れました。

 

ベネフィットはもらえなかったけど、2位にしがみついたことがかっこいい。

 

私の中では圧倒的に1位だったよ。

贔屓目があってもなくても、平本健が一番輝いていた。 

 

ちゃんと自信を持って、楽しんでる平本健を見ることができて本当に良かった。

 

ここからたくさんの未公開が公開されて、陰[IN]のメンバーの仲の良さに更に胸打たれました。

 

かっこいい曲をやりたいと言っていた平本健。

 

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この「ありがとう」は『かっこいい曲を選んでくれて』だと最初は思いました。

 

でもそれは違って、『このメンバーとチームにしてくれて』「ありがとう」なんだと思います。

 

いつも愛されていた平本健だけど、この7人と過ごした時間は格別だったように見えました。

 

自信を持ってセンターを飾ってくれた髙橋航大。

ストイックに向き合っていた後藤威尊。

ステージに花を咲かせてくれたMJ。

コンセプトの雰囲気を作ってくれたフェンフェン。

優しくメンバーを包み込んでくれたD5。

平本健のベルト取りに行ってくれた森井!

平本健のパパになってくれたアッキーさん。

 

大好きな平本健と一緒にSHADOWを作ってくれてありがとうございます。

 

私の宝物になりました。

 

平本健が特別な時間を過ごせて良かった。

私は達成感すら感じていて、どんな結果になってもなにも悔いはないと、心からそう思いました。

 

 

#9

 

そして、第二回順位発表式。

 

第一回よりも私は落ち着いていて、全てを受け止める気持ちで配信を待つことができました。

 

平本健の名前は呼ばれなかった。

 

悔しかったけど、悲しいとか辛いとかは思わなくて。

それはきっと今平本健が精いっぱいできることを存分に見せてくれたからだと思います。

 

やりきった!走り切った!

平本健のゴール、そしてスタートはここから。

 

34位。

 

でもやっぱりくやしー!!!!

 

あと3日、あと1日投票期間が長ければ!

もっと、もっともっと上に行けたんじゃないか。

そう思い始めたらキリがないけど…

 

涙を流しながらも、ラストメッセージでこれからの意気込みを語ってくれた顔は堂々としていました。

 

また会える。

 

もっと大きくなった平本健に、また会える。

 

私の人生にまた楽しみが増えた。

 

 

#10 ファイナル

 

そして今日、ファイナルで選ばれた11人のデビューが決まりました。

 

INI

 

キムマサ、髙塚大夢、田島将吾、藤牧京介、尾崎匠海、西くん、MJ、フェンフェン、池﨑、佐野おすだい、後藤威尊

 

デビューおめでとう!

テッペン取ってくれ!

 

 

 

 

 

6月13日、平本健が最後に白制服に袖を通した日。

 

相変わらずぽけ〜っと座ってる姿に安心しました。

 

健ちゃん元気!?

私はそこそこ元気だよ!

 

プデュに参加してくれてありがとう。

1月30日から今日までの134日、数字よりも短く、長く感じます。

 

健ちゃんが脱落したら自然とこの気持ちはフェードアウトしていくものだと思ってました。

 

そんなことないのな!びっくり!

 

健ちゃんが戻ってくるのをいつまでも待ってるよ。

 

あー、全然言葉が出てきません!

 

でも本当に、ほんっとうにこの134日楽しかったー。

健ちゃんにとっても、私にとっても、無駄どころか学びしかない日々でした。

 

たくさん夢のある景色を見せてくれてありがとう。

 

絶対これで終わりたくないよ。

 

やっぱり私は平本健の〝次〟が見たい。

 

私だけじゃない。

待ってる人はたくさんいる。

 

それが明日でも1ヶ月後でも5年後でも。

ステージに立つ健ちゃんの姿を見ることができますように。

 

いい夢でした。

これからもよろしくね、健ちゃん。

 

 

 

ひ〜ら〜も〜と〜❓\괜찮아요〜❗️/

 

ちゃま

2021年6月13日

*1:母の推しMENは佐野雄大、西洸人、西島蓮汰、池﨑理人、髙橋航大です(多い)